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安価下
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48 :■■■■:2012/12/30(日) 13:16:42 ID:2ukShwJ6
上条当麻は悩んでいた。
ここ最近、気が付くとある異性のことを考えている時間が多くなっていた。
(なんだかなあ…これ)ハァ
学生鞄を肩に担ぎ、風力発電機が等間隔に並ぶ道を歩きながら、立ち止まって空を見上げる
「…これが恋ってやつなんですかねえ」ボソッ
呟いた上条が想う人物とは…?
安価下
86 :■■■■:2013/01/21(月) 22:00:28 ID:2OBicVn.
1 トール
87 :■■■■:2013/01/21(月) 22:20:25 ID:c9ouiZdg
「…トール」
ぼそっと名前を呟いて、それから上条は頭を抱えた。
(まてまてまてまてっ!?アイツは男だぞ!オトコノコだぞ!上条さんはオンナノコが好きな普通の男であって、決して同性愛者なんかじゃありませんことよーっ!?)
男にしては高い声、幼さの残る整った顔、風に靡く長い金髪、華奢な身体。
「がっ!ごっ!がああああああああああああっっ!?」
風力発電の風車の基部に額を叩きつけながら、上条は叫ぶ。
「俺は、俺は同性愛者じゃねええええええっっ!!」
割れた額から零れた血が視界を赤く染める。
「いいぜトール、お前が俺を同性愛に引き込もうとしているならば、その幻想をぶっ殺す!!」
ひときわ大きなゴオーーンという音が学園都市の一角に響き、上条当麻は意識を失った。
終わり
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テーマ:小説もどき・雑文 - ジャンル:その他
- 2013/01/21(月) 23:19:23|
- SS とある魔術の禁書目録/とある科学の超電磁砲
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